<Day6> 9/21(火)曇り
早朝に湖畔を散歩するのは気持ちいい。冷えた体を温泉で温める。極楽だ。
8時半に出発。バイクは軒先。荷物を持って2往復。もうちょっと荷物をコンパクトにまとめたいものだ。
湖畔の西側にあるクローバーの丘へ。
クローバーは見当たらなかったが、クッチャロ湖が一望できる。クッチャロ湖はふたつに別れていて実は結構広い。
ちょっと浜頓別方向に戻ってエサヌカ線に入る。
相変わらず(当たり前だが)まっすぐの道。海岸に抜ける道があったので歩いていってみる。
いわゆる裏エサヌカ線と言われるダートが続いている。海岸に車を止めてキャンプをしている人もいる。軽いオフロード車ならいけるかもしれないがGSでは無理そうだ。
白い道を目指して、まずは宗谷岬へ。11時ぐらいに到着。宗谷岬の駐車場にバイクを止め、ちょっと早いが間宮堂で塩ホタテラーメンを食べる。うまい。一度は食べる価値があると思う。
間宮堂に至る急坂を、今度はバイクで登り白い道の看板に従って宗谷丘陵を走った。
素晴らしい景色。晴れていたらもっといい景色だったのだろう。
白い道までは結構道のりがあるが、看板通りに進めば苦労せずに辿り着ける。
道自体は、ホタテの貝殻を砕いたものが撒かれて白くなっているのだが、細かくなっているためか走りにくくはない。普通のロードバイクで行けると思う。
この海に落ちていく場所が、青空なら最高だっただろう。
今回は、ノシャップ岬にはいかず途中で内陸部に。
北海道らしい牧場の風景が広がる。
誰もいない展望台。
まだ時間があったので、サロベツ原野、オロロンラインをちょっと走ることにした。
ここも緊急事態宣言のため休館。でも木道は歩けたので、利尻富士を見ながら散策。
やっぱり夏の方がいいか。
北緯45度のモニュメントで記念撮影をした後は、幌延ビジターセンター(ここも休館)にバイクを止めて、長沼近辺を散策。誰もいない。
この日の宿は、豊富温泉(とよとみ)川島旅館。
ここ豊富温泉は油の温泉として有名。実際湯船に油が浮いていた。
意外と入れるし、気にならない。
ここで、「バイクの人ですか?」と声をかけられた。聞くと浜頓別で同じ宿に止まっていたとのこと。いろいろ話をして長湯になった。でも旅ってこういうのがいい。
コロナで、人と話すことも憚られる感じだが、人との交流の楽しさ、必要を改めて感じた。
夕食はディナーフルコース。とてもおいしくて気に入った。今回の旅で本当に美味いものに巡り合った感じ。
この留辺蘂産の人参の蒸し焼きが甘くて絶品。ワインもうまかった。
温泉は好みが分かれそうだが、いい宿だった。
6日目のルート。212km。