かみさんにばれてたツーリング日記

全国をバイクで走り回った記録

元「かみさんに内緒のツーリング日記」
バイク購入後約1年間隠して、内緒でツーリングに行ってました。
今は、晴れて公認! 最近はキャンプツーリングにも行ってます。

4/29 GW東北ツーリング3日目 南三陸から奥中山まで

穏やかな海です。ここに津波が押し寄せたとは想像できません。ちなみに、止まったホテルも下層階は津波の被害があったようですが、避難所として多くの人を受け入れたそうです。詳しくはこちら

次回は、早めに来て、震災語りバスに乗ったり、ゆっくり周辺の観光をしたいと思います。

朝ご飯はビュッフェスタイルでした。しっかり食べて出発です。

バイクは玄関脇の雨が当たらないところに置かせてもらえました。

ここから震災遺構を巡る旅が始まります。

まず訪れたのは、ホテルからすぐの南三陸震災復興祈念公園です。

防災庁舎の悲劇・南三陸町 <-こちらの記事にある防災庁舎が保存されていました。

この防災庁舎の最上階まで達する波が来たかと思うと、津波の威力の凄まじさを改めて感じました。周囲は公園となってきれいに整備されていますが、震災前はここにいっぱい家屋があって、街があり、人々の生活があったのだと思うと自然の力の恐ろしさに愕然とするばかりでした。

そんな中で、商店街の方が朝から店を開け、元気な声を上げているのを聞き、ちょっと安心する部分もありました。日本人いや東北の人の強さを感じました。

次の目的地は、陸前高田の大震災追悼施設です。気仙沼を通り北上していきます。基本、三陸自動車道路を走るわけですが、途中給油や休憩のために下道に降りてみました。

気仙沼は、ずっと高い堤防が作られ海が見えません。

10時頃、陸前高田の大震災追悼施設に到着。ここにも多くの悲しい、大変な、そして復旧にかけた人たちの物語がありました。

復旧のための車両を通すために開通させるルートを考えた人、いち早く独自の判断で行動した自衛隊の方々などの話を知ると、対応が遅いと非難していたマスコミの報道は、現場を知らないで言っているだけということがわかりました。

ここには有名になった、奇跡の一本松があります。実はこの周辺一帯は防砂林として松が一帯にありました。すべて津波に流されて、この一本だけが残ったとのことです。

もう木自体は死んでいて、いろいろな手段で保存されています。

広大な土地が広がっていますが、ここも街だったのです。陸前高田は、人が住むエリアは高台です。津波の被害がありそうな場所は公園になっています。

かれこれ2時間近く過ごし出発。さらに北上していきます。

日本応援ツーリングの観光スポットに行こうかと思ったのですが、かなりの距離があったので、宮古まで行き、そこから宿に向かいます。

途中休憩した道の駅で、同じCRFに乗っているという方から、「日本応援ツーリングに参加しているんですか」と声をかけられました。こういうの嬉しいですね。

盛岡まで行き、給油して高速へ。最後は国道4号線!こんなところまで続いているんですね。

この日の宿泊先は、ホテル奥中山高原です。

こんな眺望が望めます。

4人部屋です。広いです。

ここは、日帰り温泉として地元の方が結構来ていました。サウナ、水風呂もあり疲れが取れます。

夕食もなかなか充実。

豚しゃぶに、デザートまでついてます。これで、一泊二食10500円でした。

ここで洗濯&乾燥。200円。

 

この日のルート(GPS不調のため手書き)走行距離は、302kmでした。

 

4日目は、いよいよ青森です。